Story 一枚だけの紙芝居
夜は悪魔たちの時間だ。暗さにかこつけていろんないたずらをはじめる。しかしそんな悪魔も日の出とともに去っていく。その時間を見計らって、悪魔ハンターたちは持ち前の力を武器に立ち向かうのだ。少年ハンターくんは今日も相棒のグッドフラワーガールと共に一匹の悪魔を捕まえた。荒野に広がるハンティングゾーン。クワガタ頭の麦わら帽子に、不思議な力が込められた大きな魚型の網。見た目は小さくとも、実力は折り紙付きだ。
魔法陣の中心でマジョ子はニヤリと笑った。その表情は子供特有の無邪気なものであったが、同時に残酷さも垣間見えた。いつの間にか、きらきらと輝く魔法陣から使い魔たちが姿を現していた。グルグルガエルに足でかコウモリ、ピアスと包帯がトレードマークのイカレ猫。みんなマジョ子に寄り添うようにそこにいた。森は大きくうねり、木々はニョキニョキと成長し、その枝を天へと伸ばした。ちいさいマジョ子は大きな力を持っていた。それは絶対的な力だ。